エンジニアの資格は多く、これから就職を目指す方はまず資格の取得を考えるのではないでしょうか。たしかに、資格を持っているということは一定以上の技術を持っていることになるため、企業に興味を示してもらいやすくなるかもしれません。
しかし、資格だけでは実際に開発した経験を持たないことから、企業によっては即戦力にならないと考える可能性もあります。資格が無駄ということはまずないものの、実務経験を積むことがエンジニアとして重要と言えるでしょう。
実務経験があれば、開発からエラーやトラブルの対処など、さまざまな経験を積んでいます。そのため、資格を持っていて経験がない人材よりも、実際に開発などを行ってきた実務経験者のほうが優遇される可能性があります。特に、エンジニアの資格の中には国家資格もあり、取得が容易ではないことも少なくありません。資格ばかりに気を取られて経験を積んでいなければ、就職や転職の際に思っていたよりも評価されない可能性があります。
たとえば、5年間IT業界の仕事でプログラム開発を行っていたものの資格は所持していない人材と、資格は持っていて経験なしの人材であれば、即戦力となるのは前者です。ただ、勘違いしてはいけないのは、資格が無駄ではないという部分です。資格だけと実務経験だけという極端な見方をした場合は経験が勝るかもしれませんが、資格の取得が今後の役に立つのは間違いありません。
また、同じ未経験という土俵であれば、資格を有しているほうが就職にも転職にも有利に働くでしょう。自立して働く道を検討しているなら、こうした開発案件に求められる現場力の必要性について深く知っておくことが、理想のキャリアを築く第一歩となります。